会社員が爆速でキャリアアップする必須スキル!上司に仕事をアピールするポイント!
はじめに
皆さん、せっかく仕事をするなら少しでも評価されたいですよね?毎日頑張っている分、少しでも快適に仕事をしたり、給料アップになっ方が良いですよね?
会社で仕事をする以上、評価されたりキャリアアップするには上司に認めてもらう必要ががあります。
しかし、上司に「アピールするほどの仕事をしていない…」「アピールするのが恥ずかしい」と思っている人は多いのではないでしょうか?日本人は自分の成果をアピールせず、せっかくのキャリアアップのチャンスを逃してしまう人が多いです。
言い換えると、皆さんが上司に正しいアピールをすることで、今と同じ仕事をしていても得をする可能性があります!日々の多くの時間を費やす仕事だからこそ、少し勇気を出してアピールした人だけが得をするんです。
実際に私も、自分の上司・その上の上司へのアピールは常日頃行なっています。自分の成果はきちんと伝え、業務改善の提案をし、上司の評価にも繋がるように熱意を込めて会話しています。
結果的に上司は他のメンバーよりも私のことを深く知ってくれていますし、成果が出たタイミングでは正しく評価を頂いています。
アピールするためには、正しい方法を知っていることが重要です。本記事では、上司に仕事をアピールするポイントを3つのテーマに分けて解説します!
アピールの重要性
評価は上司がつける
当たり前ですが、評価されるということは誰かが評価をつけるということです。そして、世の中の評価は数字だけでなく、人の判断が入ることがほとんどです。
つまり、皆さんの評価は上司がつけることになります。上司が正しい判断ができるように必要な情報を渡す必要があるんです。
評価されないのは評価する情報がないから
評価されない理由は単純です。上司はあなたの働きをほんの少ししか知らないからです。
皆さんの日々の業務を思い出してください。上司に成果を伝える場面って少ないですよね?
また、皆さんの同僚のことを思い出してください。大きな成果は耳に入っても、日々どんな頑張りをしているかまではわかりませんよね?
つまり、他人の細かな頑張りは知らないことの方が多いんです!だからこそ、自分の頑張りをアピールする場を意図的に設けて、正しく伝えることが重要です!
テーマ1:目標と成果を正しく伝える
自分が担当しているプロジェクトや業務において、何を目指しているのか、どのような成果を出すことができたのかを明確に上司に伝えることが重要です。ただし、単に「成果を出した」と言っても効果半減です。具体的な数字や事例を示さなければ、上司にはその成果の大きさや重要性を理解してもらえない可能性があります。
以下に、具体的なポイントを3つ挙げます。
1-1. 会社や部署の戦略を理解する
自分がどんなに頑張って成果を出しても、会社全体や所属部署の戦略に沿っていなければ評価されません。例えば、売上アップを期待されている営業がどれだけ活動件数をアピールしても、本質的な評価はされないでしょう。
日本では会社や部署の戦略が浸透されずに、現場は与えられた仕事をただこなしている場面をよく見ます。しかし、上層部になればなるほど戦略を元にして成果や改善策を考えていくため、上司と部下でギャップが生まれてしまうんです。
会社・担当部署がどんな戦略を立てているのか、どんなKPI・評価指標を持っているのか常に意識しましょう。
全社目標からの階層イメージ
例えば、あなたが営業部営業第1課に所属している場合、上記のように全社目標からご自身の所属のKPI(評価指標)までをイメージしましょう。
KPIに沿って新規顧客を獲得することでどんな課の目標達成につながるのか、その結果部の目標・全社の目標にどうつながるのか把握すべきです。
これらを意識するだけで、単純に新規顧客の獲得をアピールするだけでなく売上成長まで上司に伝えられるようになります。また、所属部署の目標に沿わない、例えばコスト削減などの的外れなアピールもなくすことができます。
1-2. 目標を明確にする
アピールする前に、まずは何を意識して日々の業務に取り組むのかが重要です。会社や担当部署の目標・戦略を理解した上で、自分が担当している業務において具体的な目標を設定していきましょう!
目標が明確にすることで、その目標に向かってどのようなアクションをとったのか、どのような成果を出したのかを具体的に説明することができます。
目標に関連した戦略・アクション
例えば、Webマーケティングのプロジェクトであれば「リピーター数を30%増やす」という目標があったとします。目標を意識することで、具体的な戦略やアクションまで整理することができます。
「とにかくガムシャラに頑張ろう!」とせずに、上記のように目標から戦略・アクションまで落とし込んでいくことで、何の目標達成に向けてどんな動きをしたのか、どんな成果を出したのかを説明できるようになります。
上司目線でも部署の目標に沿った内容になるので、評価される可能性が高まります。
1-3. 成果を具体的に示す
上司に成果をアピールする際には、具体的な数字や事例を示すことが重要です。例えば、「リピーター数が100社増えた」と言ったとしても、それがどの程度の数値であるのか、それがどのような効果を生んだのかを具体的に示す必要があります。
成果報告の順序
上記の通り、何のためにどんなアクションを取ったのか、それが所属部門にどんな影響があったのか、全社にもどんな影響があったのか、端的に伝えられるように整理しましょう。
▼アピールできる成果がないよ…って方は?? 日々の業務が必ずしも所属部門や全社の目標に貢献するとは限らないですよね? ①アクション リピート率向上に向けて3つ取り組みを行いました。 ②数値ではない結果 結果として、リピート顧客から「ちょうど興味がある商品のメールが届いて問合せした」という声が増えてきています。 ③今後のアクション 今は再度リピート傾向の分析をしており、記事作成やメルマガ発信を改善していく予定です。 |
テーマ2:業務改善の提案を行う
上司に仕事をアピールするもう一つの方法は、業務改善の提案を行うことです。業務改善によって所属部門や全社の成長につながるのであれば、改善案を上司に受け入れられることで評価されることが多いです。
業務改善の提案は、以下の3つのポイントに注意して行うと良いでしょう。
2-1. 現状の問題点を明確にする
業務改善を提案する前に、現状の問題点を明確にすることが大切です。問題点が明確になれば、改善案を具体的に考えることができます。上司に現状の問題点を伝え改善案を提案することで、上司から評価されることが期待できるでしょう。
考える際には、会社・所属部門の戦略から落とし込んで考えていきましょう。戦略に直結する問題になっているか、常に意識しながら探すことが重要です。
目標とのギャップにより生じる問題
例えば、あなたが営業部門で働いており、リピート獲得を阻害する要因として顧客のクレームが多かったとします。
クレームの内容を分析し、連絡不備が多いのか・書類のミスが多いのか具体的な問題点を探し出すことで、効果の高い改善案の検討に移ることができます。
注意点として、ただ問題点を上司に伝えるだけだと、上司は文句ばっかり言う面倒な部下だと思ってしまう可能性があります。問題点を明確にしたら、まだぐっとこらえて改善案の検討に移りましょう。
2-2. 具体的な改善案を考える
現状の問題点が明確になれば、具体的な改善案を考えることができます。問題点を改善案をセットで提示することで、会社を良くしようとしている姿勢を見せることが大切です。もちろん案が採用されればベストですが、採用されなくても前向きに考える姿勢を見せること自体が重要です。
改善案を提案する際は、何をどのように改善するのか、改善案の実行にかかるコストや期間はどの程度か、改善案にどのような効果があるのか、などを伝えることが大切です。
報告に必要な要素
例えば、顧客からのクレームが問題であり、改善案として社内マニュアルを再整備するとします。その際には、上記の通り「何を、どのように、いくらで、どの期間で、どの程度の効果」をセットで伝えるようにこころがけましょう。
よくある失敗が「どのように改善するのか」だけを上司に伝えてしまうことです。改善案を実行する際には人もお金もかけることになります。そのため、ただ方法だけを伝えるのではなく、できる限り上記を意識して伝えていきましょう!
2-3. 実行可能性を考慮する
提案する改善案は現実的に実行できるものが望ましいです。お金も時間も人も無限であれば様々なことが実行できますが、現実的にはそうではないですよね?
実行不可能な改善案を提案すると、上司にあなたは会社の現状をわかっていないと思われて評価を下げる原因にもなりかねません。以下のような要素を考えながら、夢物語にならないように意識しましょう。
実行可能性を考える際の4要素
これらの要素は全てが完璧に考えられていなくても問題ありません。上記要素を意識して報告するだけでも他者との差別化になります。
テーマ3:上司の目的と状況に合わせたアピール方法
上司も人間ですので、機械的に正しい内容を伝えれば何でも納得してくれるものではありません。上司にアピールするときは、上司の性格や関心ごと、業務状況に合わせたアピールが重要です。
皆さんも自分の関心があることなら話は聞くと思いますが、興味がないことを熱弁されても響きませんよね?また、時間がなかったりイライラしている時は受け入れられないこともありますよね?
アピールする際のポイントは以下3点になります。
3-1. 目的に合わせたアピール方法を考える
上司が何を求めているのかを把握し、その目的に合わせたアピール方法を考えましょう。上司の関心ごとを把握して、それに合わせたアピールを意識すべきです。
例えば、プロジェクトのリーダーの場合、期限を守りながら品質を担保することが大切です。そのため、リーダーには「期限までに品質を担保して納品する」ということをアピールすると効果的です。
一方、隣の部門の改善点を直属の上司に伝えても「私に言われても…」と困惑されるケースもあります。上司の関心ごとに合わせて、誰に伝えるべきかも考えてきましょう。
上司が話を聞く状況
3-2. 上司のスケジュールを考慮する
上司は多忙であり、何かを伝える時間が限られていることがあります。そのため、アピールするときには、上司のスケジュールを考慮することが重要です。上司が短時間で情報を収集できるように、要点をまとめて説明しましょう。
例えば、報告資料を作成する場合、数枚の要約資料だけで話せるようにまとめましょう。補足として多くの資料を作っても良いですが、全ての資料を話すことが目的にならないように気をつけましょう。
3-3. 上司の気分を考慮する
アピールするときには、上司の気分も考慮することが大切です。上司がトラブル対応をしている時に報告しても、今言わなくても…と話半分でしか聞いてもらえませんよね?
話すタイミングはもちろんのこと、冒頭にアイスブレイクを入れて意見を聞いてもらいやすい空気を作ったり、会社のため・上司のための本気で考えている熱意を伝えることも重要です。
仕事は人と人の関係でできているものです。正しい内容を伝えることも重要ですが、関係性や熱意も重要である点は理解しておきましょう。
さいごに
上司に仕事をアピールする方法について、3つのテーマを紹介しました。
それぞれ会社の目標から所属部門の戦略までを意識して目標を立てる重要性、業務改善の考え方、人として上司と付き合うポイントをご紹介しました。
ご自身の中では論理的に考え、アピールの際には人との関係を意識する、これらを組み合わせることが重要になります!
何より、意識的に上司にアピールする機会を意識的に持つことが大切です。みなさんも勇気を出して行動し、良い評価を勝ち取っていってください!
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