視座を上げよう!あなた目線の頑張りは評価されない!?

はじめに

皆様、日々仕事を頑張っている中で中々評価されないな…と悩んでいる方が多いのではないでしょうか?

今回はそんな皆様に、評価される働きと評価されない働きについて説明していきます。

こちらの記事の続きの内容になりますので、まだご覧になられていない方はこちらもご参照ください!

それでは見ていきましょう!

役職によって見る目線が異なる

前回取り上げた新商品販売の際の、各役職の考えを見てみましょう。

上記の通り、役員は事業拡大に向けた戦略立案、部門長はどのような新商品を開発するか、営業部長は新商品の売り方など、上位役職者になればなるほど俯瞰的な=会社の大きな方向性を考えます。

これは組織図とイコールと考えて相違ないです。

例えば以下のような組織図があった場合、

役員目線ではX事業本部・Y事業本部・Z事業本部全てにおいて、どの事業に注力すべきなのか、または新しい事業を立ち上げるべきなのかを考えます。

その際には、各事業本部の売上などの目標が設定されて、各事業部に落とされていきます。

ではX事業本部長の目線で見るとどうでしょうか?

X事業本部長は役員から売上目標が落ちてきます。その目標を達成するために、マーケティング部を強化すべきなのか、営業部を強化すべきなのか、考えていきます。

同様に、マーケティング部に対する目標値や営業部に対する目標値が設定されて、各部門に落とされていきます。

それ以降も同様です。仮に皆さんが末端の現場で働いている場合、皆様の業務に落ちるまで上層部から何度も何度も細分化されてきています。

つまり、皆様の上司、その上司、その先ではそれぞれ考えている範囲が異なるんです。

考えてみれば当たり前のことですが、日々目の前の業務に精一杯になってしまうと忘れがちです。

このような組織構造を理解しておきましょう!

上司が評価するポイント

前提として、評価をするのは自分自身ではなく上司です。そのため、上司が何を求めているのか意識する必要があります。

上司が評価するポイントとは、自分にとって都合が良い働きをする人=自分の視座で効果が高い人になります。

例えば営業課長であれば、自分のチームの売上を追っているため、売上が高い営業が評価されます。

これはイメージが湧きますよね?

読者

結局デキる営業しか評価されないじゃん…

そう思った皆様、実はそれだけが評価ではありません!

営業課長は自分のチーム全体の売上を追っているため、自分のチーム全体の売上に貢献してくれる人も同様に評価されるんです!

●営業課長が求める動き
・個人で高い売上をあげる営業
・チーム全体の売上向上に貢献してくれる営業

つまり、上手くいかない点を少し改善するアイデアや、ちょっとした成功体験の共有など、チーム全体に有益な情報を発信することも重要です。

あなたが成功したポイント、つまづいたポイントは他のチームメンバーも同じ状況になる可能性があります。

自分の体験を隠すのではなく、包み隠さずにメンバーに共有する広い心を持つことが評価につながります。

皆様の周りの同僚は包み隠さず共有していますか?ほとんどの方ができていないですよね?

自分の能力に関係なく、情報を発信する力を身につけられるかが長期的な差別化につながります

※注意点
発信する情報は上司の視座に合った内容を優先しましょう!

営業の例であれば、売上向上につながる情報共有が最優先です。
これは売上減少につながる失敗談や改善方法の共有も同様です。
営業課長の持っている目標に直結することを優先しないと、どれだけ頑張って情報発信しても評価につながらないことがあります。

さいごに

いかがでしたか?

日々目の前の業務に振り回されると忘れがちですが、視座を上げて上司の目線で何をすべきか考える重要性をお伝えしていきました。

評価をするのは自分自身ではなく上司です。

上司の目線に立った場合に、自分のパフォーマンスを最大化するだけでなく、チーム全体の最大化も考えていけると良いでしょう。

今まで多くの企業を見てきましたが、これを意識できていない方が多くいらっしゃいます。

周りとの差別化で長期的な評価を得るためにも、是非意識して日々の業務に取り組みましょう!

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ビジネス,働き方

Posted by Take