転職する時はどう考えればいいの?成功する転職の考え方!

はじめに

皆さんの中にも、すでに転職を経験された方、転職を検討したことがある方も多いのではないでしょうか?

転職を検討する際には、何を元に決めるのか本当に悩みますよね?

転職を検討する際には様々な側面から考えて、本当に自分のライフプランに合うのか考える必要があります

筆者

今回は、実際に私が転職する際にどう考えているのかお伝えします!

私は転職することでキャリアアップし、年収アップだけでなくやりがいのある仕事につけています。

私が転職した際に何を考えていたのか?最近も転職を検討する際に何を考えているのか?皆さんが転職を考える際の参考になれば幸いです!

転職の選択肢

転職活動を進める際には大きく4つの選択肢があります。

それぞれのオススメ度とメリット・デメリットは以下の通りです。

選択肢オススメ度メリットデメリット
社員紹介・働いている社員から詳細な情報を聞き出せる
・転職面接のハードルが下がる場合がある
・入りたい企業に知り合いがいないと不可能
人材紹介会社・コンサルタント/キャリアアドバイザーからアドバイスを受けることができる・担当者との相性によって合わない可能性がある
転職サイト・条件を元に幅広く企業を探せる・企業調査や面接対策を自分で頑張らないといけない
自社サイト・企業のWebサイトに掲載されている情報を広く収集できる・入りたい企業が決まっていない場合、調査の手間が大きい
転職の選択肢

社員紹介

一番オススメなのは社員紹介を受けることです。

既にその企業で働いている友人・知人から紹介を受けることで、転職サイトに載っていない求人情報を紹介される可能性があります。

実際に働いている人から会社の雰囲気や働き方を聞くことができ、一次面接をスキップできる企業があるなど、最もメリットの大きい選択肢になります。

しかし、入りたい企業に働いている知り合いがいないと成立しないため、うまく噛み合った場合のみ検討できることでしょう。

人材紹介会社

続いてオススメなのが人材紹介会社に相談することです。

転職のプロとして専門家のアドバイスを受けることができるため、自分の経歴から現実的に入れそうな企業を紹介してもらうことが可能です。

今後のキャリアのアドバイスから面接対策まで、広くアドバイスしてもらうことができるため、転職の経験がない方には特にオススメです。

一方、気をつけたいのは「人材紹介会社は転職を確定することで売上が上がる」という点です。

本当に合う転職先を紹介してくれる人もいれば、売上アップのためにとにかく転職を促す人もいる可能性があります。

人材紹介会社のビジネスとして仕方がないことですが、自分に合う担当者が見つかるように複数の会社に相談した方が良いでしょう。

転職のしすぎは要注意

一部の業界や企業を除いて、頻繁に転職することはおすすめしません

一般的な日系企業では、転職しすぎる人は辞めやすい人だと捉えられてしまう可能性があり、転職活動が不利になる可能性があります。

人の採用にはコストがかかります。採用担当者としては即戦力になる人材が欲しいのはもちろんのこと、せっかくコストをかけるなら長く働いてくれる人材が欲しいものです。

一方、転職を繰り返しても良い風潮の会社もあります。

人材の流動性が高い外資系企業やスタートアップ、ベンチャー企業では、頻繁に転職していても比較的許容されます。

自分が日系企業に行きたいのか/外資系企業に行きたいのか、スタートアップ・ベンチャー企業に行きたいのか、考えた上で転職の頻度は意識しましょう。

転職の考え方

転職を検討する際には3つの条件をそれぞれ整理して、当てはまる部分が多い会社を選ぶことが重要です。

全ての要素を整理しないと、「やりがいはあるけど年収が合わない」「やりたくない仕事が多く降ってくる」など、ギャップが生まれてしまいます。

上記の要素を自分の中で明確にしておくことで、少しでも転職に成功する可能性を高めていきましょう!

最低限の条件

最低限の条件とは、自分が日々生活する上でこれだけは欠かせないと思える条件です。

モチベーションが上がることというよりもこれらの条件を満たせないと不満が大きくなることを挙げるのが良いです。

これらの要素が揃っていないとどれだけ良い仕事でも不満が大きくなって続かない可能性が高いので、自分にとって何がないといけないのか、整理しておきましょう。

▼年収
もちろん年収は高いに越したことはありませんが、最低限いくら必要なのかを明確にしましょう。
どんなに良い仕事であっても、必要な生活費・余裕資金を満たしていないと生活が破綻してしまいます。
将来を考えた際に現在どれくらいの収入が必須になるのか、逆に言うといくらあれば満たせるのかをはっきりさせましょう。

▼エリア
エリアは特定の駅で決めるのではなく、どこまでならいけるのか範囲を明確にすることが重要です。
「絶対に渋谷で働きたい」と決めるのではなく、東京・神奈川・千葉・埼玉の何駅までなら良いのかなど、具体的にすると良いでしょう。
また、転勤の有無など、自分が許容できる範囲も決めておいて転職の際には条件面で確認しておきましょう。

▼働き方
残業が多い会社なのか、評価制度が自分の感覚に合うものなのか判断するために、許容できる働き方を明確にしましょう。
深夜作業がある会社でも良いのか、体力的に続けられる会社なのかなど、自分のライフスタイルに合う会社の条件を決めておきましょう。
どんなにやりがいのある仕事でも、ライフスタイルに合わないと犠牲が大きくなります。その条件が曖昧だとストレスが大きくなりすぎて危険です。

▼役職
役職が高い方が偉くなった気がして良い気分になりますが、基本的には役職で判断はしない方が良いです。
肩書きよりも自分がやりたい仕事ができるかで判断した方が良いでしょう。
一方、将来的に部下を率いて大きな仕事をやりたいなど、やりたいことを達成するために明確に役職が必要な場合のみ、こだわっても良いでしょう。

やりたい仕事の条件

やりたい仕事かどうかは、自分のモチベーションが上がる仕事が何なのかを考えていきましょう。

そのためには、自分のなりたい姿、中長期的な目標を定めた上で、逆算してやるべき仕事を明確にすると良いです。

「目先の仕事が楽しいから」だけでは長い社会人生活を乗り越えられません。

なりたい姿に近づいている実感を持つことで、中長期的にステップアップしていく楽しさを得られる仕事を探しましょう。

明確な目標が決まっていない方、以下の記事で目標設定の方法を掲載していますのでこちらをご確認ください!

会社の求める条件

会社に所属する以上、我々の条件だけでなく会社から様々な条件が突きつけられます。

会社が社員に何を求められているのか、何をしないといけないのかを意識することで、自ずとやるべき仕事が見えていきます。

会社が社員にどのような目標を設定しているのか、その測定方法(KPI)が何なのかを必ず確認することで、会社の期待値を正しく確認できます。

目先の業務内容、働き方だけで判断するのではなく、組織としてのルールを把握することで、自分に合う条件を満たした会社か判断していきましょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

今回は転職の選択肢や決定する前に整理しなければならない要素について説明していきました。

自分の不満が出ない最低限の条件、モチベーションが上がる条件、会社が求める条件をそれぞれ整理することが重要です。

感覚ではなく少しでも自分のなりたい姿に近づける転職先を探すためにも、これらを言語化して明確にしていきましょう。

転職は怖いものではなく、しっかりと検討すれば皆さんの社会人生活がより快適になります。

一方、なんとなくで転職を繰り返してしまうと日系企業を渡り歩く際にはデメリットにもなりますので、慎重に考えて思い切って決断できる条件を明確にしていきましょう!